ボイトレ

【ボイトレ基礎】歌う前に行うと喉に負担がかかりづらくなり声の出が変わるストレッチ

トキ
トキ
ボーカルコーチのトキです。歌い方ラボにお越しいただきありがとうございます。

今回は、歌う前にやっておくと喉に負担がかかりづらくなり声の出が変わってくるストレッチ・メソッドを解説していきたいと思います。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

【ボイトレ基礎】歌う前のストレッチ・メソッド

これから解説するストレッチですが、メトロノームの音を聴きながら実践するととても効果的です。テンポは80に設定しましょう。

※ストレッチをする際の怪我等は自己責任でお願いいたします。

上半身のストレッチ

まずは上半身をほぐしていきます。

肩甲骨をほぐす

両腕を前に伸ばします。

そのまま上にあげ、バンザイの状態から左右の腕を両サイドに広げながら下に下ろします。

ラジオ体操の最初のパートと同じ動きですね。笑

この一連の動作をテンポ80のメトロノームに合わせて行います。

1で両腕を前に伸ばす

2で両腕を上にあげる

3〜4で両腕を広げながら下に下ろす

これを5回繰り返します。

 

腰をほぐす

腰から上を右に捻って4カウント数えます。

次に左に捻って4カウント数えます。

これも交互に5回繰り返します。

胸をほぐして開く

胸を前に突き出して両肩を後ろに引き、4カウント数えます。

次は胸を後ろに引き、両方を前に出して4カウント数えます。

これを5回繰り返します。

首周りのストレッチ

次に首回りのストレッチです。

首の付け根あたりの真ん中に、少し窪んだ部分があります。そこを人差し指で押さえ、顔をゆっくり上に向きます。4カウントでゆっくり上を向きましょう。首の前の部分(顎から首の付け根まで)がしっかり伸びた状態で4カウント数えます。

次に4カウント数えながらゆっくり下を向きます。下を向いたらまた4カウント数えます。

こちらも5回以上繰り返してください。

首の上下のストレッチが終わったら、今度は左右に伸ばしていきます。

右の側頭部に左手を当て、左にゆっくり引いて頭を左に傾け、8カウント数えます。

反対も同じように、左の側頭部に右の手を当て、右にゆっくり引いて頭を右に傾け、8カウント数えてください。

<a href=”https://www.photo-ac.com/profile/638920″>FineGraphics</a>さんによる<a href=”https://www.photo-ac.com/”>写真AC</a>からの写真

顎をほぐす

口を開閉した時に動く下顎の付け根の部分(もみあげと耳の間あたり)の左右に、左右の中指を当てます。少し強めに当てて回すようにほぐしていきます。1分ぐらいほぐしましょう。

次は下顎を左右に動かします。

4カウントで左→右→左→右と動かしたら、次は4カウントで左→右→左→右→左→右→左→右と倍の速さで動かします。さらに4カウントで左→右→左→右→左→右→左→右→左→右→左→右→左→右→左→右と動かしてみましょう。

喉を開く

最後は喉を開いていきます。

まずはあくびをする時のように大きく口を開けてみましょう。

ポイントは本当にあくびをしている時のように喉の奥を開く事です。

口と喉を大きく開けた状態で8カウント数えます。

4カウントで休憩をし、再度8カウントで大きく口と喉を開けます。

これも5回繰り返してください。

それが終わったら、今度は口と喉を大きく開けた状態で舌を出し、下の方にできるだけ突き出します。そうする事により舌根が前に出て喉がより開きます。

これも8カウント行いましょう。

まとめ:【ボイトレ基礎】歌う前のストレッチ・メソッド!

今回は歌う前に行うと声の出が変わってくるストレッチ方法を解説しました。

今回のストレッチを歌う前にしっかりやって体をほぐしておくと

  • 喉や体に余計な力みが入りづらくなります
  • 喉に負担がかかりづらくなります
  • 体が温まってくるのでウォーミングアップにもなります
  • より多くの息が吸えます
トキ
トキ
力みが取れるので歌にとっては良い事づくしですね。

さらに、ティッシュ・ブロウを歌う前に行うと横隔膜のウォーミングアップになりますのでこちらも合わせてやってみてくださね。

【ボイトレ基礎】腹式呼吸を強化!ティッシュ・ブロウで横隔膜を鍛える方法!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Related Posts