歌い方解説

「ちゅ、多様性。」歌い方解説!ano(あの)さんの地声と裏声(ミックスボイス)の使いわけを解説!

ちゅ、多様性。のジャケット写真

アニメ「チェンソーマン」みなさん見ましたか?原作はまだ続いていますので、アニメ派の人にとっては続きが気になるところですよね。

さらにアニメ「チェンソーマン」では、毎週エンディング曲が違うというのも話題になりました。

今回はその中で、オリジナル曲MVが2,000万再生を超え、人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」での歌唱もバズっている「ちゅ、多様性。」のano(あの)さんの歌い方解説をしていきたいと思います。

トキ
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「ちゅ、多様性。」歌い方解説!ano(あの)さんのナチュラルな歌声!

まずは人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」バージョンを聴いてみましょう!

発声の違いによって歌詞を下記のように色分けしました。

  • 色無し→地声
  • ピンク→ミックスボイス
  • →裏声
  • 水色→ウィスパーボイス

まず大前提位として、ano(あの)さんは地声と裏声の聴覚上の違いがあまりありません。また、声帯の開け締めを上手くコントロールしているため、ミックスボイスの時には声帯をしっかり閉めて声に芯をもたせています。

この曲ではウィスパーボイスを多用していますが、ano(あの)さんはウィスパーボイスを出す時は声帯をしっかり開けて柔らかい声にし、地声やミックスの時は声帯をしっかり閉めて緩急を付けています。

歌詞

ちゅ、多様性。

作詞:あの・真部 脩一
作曲:真部 脩一

我愛イ尓 酔いが覚めない
Oh, I need you 恋が醒めない
お生憎様の慣れ果て察して

無問題 滅してみて
Hold me tight トラウマの味
反対 お手お座りでハイ報酬

喉の奥がチクンチクン
僕はドクンドクン
鼓動で孤独消してみせてよ
愛も恋も独裁し
僕を独占して
このまま中毒になるまでチューしよ

そして
Get get get on Get get get on Get on chu
Get get get on Get get get get on chu
熱く とろけるくらいに溢れた気持ちが
たまらないでしょ

Get get get on Get get get on
Get on chu
Get get get on Get get get get on chu
Get on Get on
我愛イ尓 無問題
Get Get Get on chu

ポン・チー・カン 勝負はいつも
トンチンカン 僕に言わせりゃ
ちんぷんかんぷんだ 最後はロンでしょ?
もう何? 殺られればいい
Oh, One night 忘れられない
終わんないでトキメキ偏愛予習

喉の奥がチクンチクン
僕はドクンドクン
と 引きずり出してみせてよ
きもちいいね 面倒くさいけど
やっぱ照れくさいけど
死ぬまで忘れられないチューしよ

いかれた街は ゾンビで溢れる
君は僕に恋してる
ときめく胸に 繋がるロープを引きなよ

いくよ
Bet bet bet on Bet bet bet on Bet on chu
Bet bet bet on Bet bet bet bet on chu
本気(マジ)で狂えるくらいの鬱々しさが 美しいでしょ

Get get get on Get get get on Get on chu
Get get get on Get get get get on chu
せーの
ポン・チー・カン
終わんない
Get Get Get on chu
ほらね
我愛イ尓 無問題
Get Get Get on chu

引用元: J-Lyrics

それでは、「ちゅ、多様性。」の歌い方を細かく解説していきます。

「ちゅ、多様性。」1番の歌い方

Aメロ

我愛イ尓 酔いが覚めない
Oh, I need you 恋が醒めない
お生憎様の慣れ果て察して

無問題 滅してみて
Hold me tight トラウマの味
反対 お手お座りでハイ報酬

Aメロは通常の地声とウィスパーボイスを切り替えていて、緩急がかなりあります。

オリジナルの音源とは切り替え方が少し違いますので、天性の感覚で切り替えているようにも聴こえますね。

Bメロ

喉の奥がチクンチクン
僕はドクンドクン
鼓動で孤独消してみせてよ
愛も恋も独裁し
僕を独占して
このまま中毒になるまでチューしよ

Bメロはビートが落ち着いているため、それに合わせるようにほとんどをウィスパーボイスで歌っていて、抑揚をしっかり抑えています。

ウィスパーボイスじゃない部分は声帯をしっかり閉じて、声に芯をもたせています。

サビ

そして
Get get get on Get get get on Get on chu
Get get get on Get get get get on chu
熱く とろけるくらいに溢れた気持ちが
たまらないでしょ

Get get get on Get get get on
Get on chu
Get get get on Get get get get on chu
Get on Get on
我愛イ尓 無問題
Get Get Get on chu

サビはほとんどミックスボイスです。声帯をしっかり閉じて硬い響きを作っています。

anoさんの声質は地声と裏声の差が少ないので、違和感なく地声とミックスボイスを行き来しています。

また、同じ音程でもフレーズによって地声で歌ったり裏声で歌ったりしています。

これはミックスボイスを使う場合とても大事なことです。

「ちゅ、多様性。」2番〜最後の歌い方

Aメロ

ポン・チー・カン 勝負はいつも
トンチンカン 僕に言わせりゃ
ちんぷんかんぷんだ 最後はロンでしょ?
もう何? 殺られればいい
Oh, One night 忘れられない
終わんないでトキメキ偏愛予習

1番のAメロに比べて2番はウィスパーボイスが少なくなています。

エッジボイスも入っていたり、ウィスパーボイスじゃない部分はしっかりと声帯を閉じて硬めの声質で歌っているのも特徴です。

Bメロ

喉の奥がチクンチクン
僕はドクンドクン
と 引きずり出してみせてよ
きもちいいね 面倒くさいけど
やっぱ照れくさいけど
死ぬまで忘れられないチューしよ

Bメロも1番に比べるとウィスパーボイスが少なくなっています。

ウィスパーボイスじゃない部分は元気よくといった感じですね。

死ぬまで忘れられないチューしよ」という言葉がとても純粋でanoさんに合っていて可愛いですよね。

落ちサビ〜サビ

いかれた街は ゾンビで溢れる
君は僕に恋してる
ときめく胸に 繋がるロープを引きなよ

いくよ
Bet bet bet on Bet bet bet on Bet on chu
Bet bet bet on Bet bet bet bet on chu
本気(マジ)で狂えるくらいの鬱々しさが 美しいでしょ

Get get get on Get get get on Get on chu
Get get get on Get get get get on chu
せーの
ポン・チー・カン
終わんない
Get Get Get on chu
ほらね
我愛イ尓 無問題
Get Get Get on chu

anoさんは低い部分もミックスボイスで出している場合もあるようです。

ロープを引きなよ」の部分はミックスボイスで出すにはちょっと低くて出しづらいですが、anoさんは口角を上げて口の中に空間を作り、しっかりと響かせています。

それと、anoさんは意外と口をしっかり開けています。口をしっかり開けたほうが声帯は閉じやすいので、理にかなっていますね。

まとめ:「ちゅ、多様性。」歌い方解説!

お疲れ様でした。

「ちゅ、多様性。」でのano(あの)さんの発声のポイントをまとめました。

ano(あの)さんのように歌うには、下記のポイントを意識しましょう。

  • 声帯閉鎖力を鍛えて声帯をしっかり閉じる
  • 地声とミックスボイス(裏声)を行き来できるよう、切り替える音程をフレーズによって変える
  • リズムをしっかり取る

ano(あの)さんの歌い方や喋り方は独特だと言われていますが、とても個性的で唯一無二の魅力があります。

生まれ持った声質もありますが、表現の参考になる部分は沢山ありますので、ぜひ真似てみましょう!

人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」での歌い方動画は他にもありますので、ぜひチェックしてみてください。

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